バンブーグリップの作り方

竹は均等な幅に輪切りしてから、大まかな組み合わせを作り、ナンバリングします。

※充分乾燥した竹でなければ、製作後に段差が出来てしまいますので、最低でも1年は乾燥させた竹を使いたい所です。

お好みで外皮をバーナーであぶると、パーツとパーツの繋ぎ目が濃くなりアクセントになります。

油分や水分を抜く効果もありますが、その為にはじっくりとあぶる必要があります。

因みに私は普段やっていません。(^^;

ベルトサンダーのディスク部で外皮のパワーファイバーを削り取ります。
内側を削る為に、次のブロックを当てて削り取るラインをマーキングします。
マーキングしたラインを目印にボール盤に取り付けたドラムサンダーで内側を削ります。

この時次のブロックを時々当てて隙間をチェックします。光にかざして隙間を見ると判りやすいでしょう。

僅かに隙間があっても接着の時に隙間は無くなりますが、1mm以上あると密着は難しいです。

接着はこのように万力で数個まとめて接着します。
圧着する時に写真のように上下に隙間を埋める為の竹を挟んでやると竹が割れません。
これを入れないと確実に割れます。

ラップを敷いておくと万力に接着されないのでお忘れなく。

上の様なブロックが出来たら最後に全体を接着します。

接着する前に各ブロックが密着するか再度確認しておいてください。そのままでは密着しない場合が多いです。

写真のクランプはポニークランプと言って、家具製作で板を接ぐ時に使う強力なクランプですが、無ければなるべく丈夫なクランプで圧着してください。

あとは板から切り出す方法と一緒でグリップを整形します。