つなぎ目のないネット編み 1 |
FlyRodders 2004年1月号に掲載されていた |
不要になったフライラインで丸い輪を作り、コマを使って18個のループを作ります。 |
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2本の網針にクレモナ糸を巻きつけたら、片方の網針とコマを使って、本目結びで17個編みます。(必ず本目結びで作ってください) 18個のループがあるので17個出来ます。 |
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次にフライラインの取り付け部をひっくり返して次を編みます。 次からは蛙又結びで編みます。。 蛙又結びの編み方はこちら 最初の目は写真の様に1段下がった所から始めます。 次の目からもコマを使って均等な大きさの目になる様に編んで行きます。 この時のコマは14mmを使用しました。 コマの大きさはランディングネットとのバランスもあると思いますので工夫してみてください。 |
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端まで編んだら17個の目が出来ていると思います。 |
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後はそのまま下に9段編みます。 写真がちょうど9段編み終えた所で、この後最初に別糸で作った18個のループはハサミでカットしてしまいます。 今、編み終えた最後の段にフライラインを通して輪を作り、そこを支点に今度はもう1本の網針で逆側を編みます。 因みにこの網針は約30cmあります。 |
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写真が17目18段を編み終えた所です。 これで底編みが完了しました。 ちゃんと編めたら写真のように同じ側に網針への糸が出ます。 対角線に出るようですと1列多いか少ないかですので良く確認してください。 次は側面を筒状に編んで行きます。 つなぎ目が出来てしまいますが1本の網針で編む事も出来ます。その際は一気に17目18段を編んでしまいます。側面や最後の二重編みの時に必要ですので編み始めの糸に余裕を持たせておいてください(実際に編んだことはないのですが3mくらいは必要かと思います) |
17目18段の数え方です。 この図で言うと左側の段数を数えてしまうと16段しかありません。間違えやすいので注意して下さい。 17目18段で最終的には外周に70の目が出来ます。 画像をクリックすると、もう少し大きな画像になります。 |
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上の図の左下の部分で説明します。
矢印の所の目はひし形になっていますが、これはわかり易いように形を整えただけで、実際に編んだら左側のラインは直線的になっています。 |
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これが三角目です。 底網の4隅にこの三角目を作り、立体に仕上げて行きます。 三角目の大きさは極力小さく作るのがコツで、小さく作ると完成した時に綺麗な形になります。 この三角目を作るときはコマを使わずに作ります。 |
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次の目からはコマを使って今まで通りに編んで行きます。2本の網針がぶつかったら、そこで結び目(蛙又結び)を作り次の段を編みます。 2本の糸がぶつかった時の編み方はこちら
作ってみればわかると思いますが、2本の網針がぶつかる地点はどこでも構いません。 どこでぶつかっても良いのですが、大体の場所を違う色の糸で目印を付けておくとわかりやすいかも知れません。 1本の網針で編む方は最初にもう1本の糸とぶつかるのは次の三角目の地点になります。その後は一周したらぶつかることになりますので、くるくると回るように編んでください。 |
側面の編み方の説明に作ってみました。 17目18段で作ると大変だったので、省略して9目9段で作ってあります。m(._.)m 四隅に三角目があること、2本の網針が進む方向がご理解頂けると思います。 三角目は四隅に4ヵ所作ったらあとは作りません。(必ず残りは四角の目になります) 画像をクリックすると、もう少し大きな画像になります。 更新ボタンを押すと何度でも動きます。 |
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